数学への関心ってどうやって持つの?

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ネットのニュースを見ているとこんな記事を目にしました。

やらされる15歳 数学への関心「世界最低」
(http://blogos.com/article/205207/)

OECDの国際学力調査PISAの結果から、日本の中学生は数学に対する関心が世界で最低レベルだという記事です。確かに数学に対する関心が低ければ、理数系に進む生徒も少なくなり、いわゆる「理系離れ」というものにつながるというのもわかります。

しかしよく考えると、数学自体に関心を持っている生徒って本当にそんなに居るのでしょうか?

自分が中学生だったころを考えると、やはり数学自体に興味はありませんでした(笑) あくまで学校の教科のひとつであり、それ自体に面白みは感じませんでした。強いて言えば問題を解けたときの楽しさや喜びが得られるという意味では、数学は嫌いではなかったと思います。

ではいつ数学に興味を持ったのかというと、大学の研究活動を行う上で、数学の知識が必要になった時だったと思います。目的のために数学を手段として用いたときに、初めて数学自体に少し興味が湧いた経験があります。

大事なことは、数学自体の関心を高めることではなく、生徒が興味を持って関心があることに「数学が関わっている」ことを伝えることだと思います。

最近は、アクティブラーニング等の学び方自体が注目を集めていますが、最も大事なことは生徒一人ひとりに適したテーマの選び方ではないのだろうか? と改めて考える良い機会になりました。

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