SVOOで最後にitが出てきた

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こんにちは、ソラオト英語担当の奥野です。

canとcouldとbe able toの勉強をして記事にしたいと思いつつ、日々英語の授業をしているとドンドン書きたいことが出てきてしまいますね(^_^;)

とにかく、忘れる前に気がついたことを書き残しておきたいと思います。

さて、、、英語の基本文型って聞いたことがあると思うのですが、知ってますか?

S + V + O

とか、

S + V + O + C

とか、そういうのです。

Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語ですね。

さて、今回取り上げる英文はこれ、

I will give it to you.

です。

基本文型で言えば、

S + V + O + O

という目的語がふたつある文型ですね。よく第4文型と呼ばれるものです。よくテストの問題としても出てくるヤツです!

ここでは分かりやすくするために、

S + V + O1 + O2

と2つの目的語に数字を付けて分けておきましょう。

大体、このO1はヒトであることが多く、O2はモノであることが多いのです。

でも上の例文は、少し形が違いますよね。実はこの例文は、

S + V + O2 to O1

のようにO1とO2が入れ代わっています。このように入れ替えたときは、間にtoやforが入ってきます。

じゃぁ、上の例文を元の形に戻すことができるのか、ということでやってみると、

I will give you it.

となり、O1がヒトでO2がモノとなって大丈夫そうに見えますが、英語ではこれはダメというか、こういう言い方はしません。

なぜか。

様々なネット上のブログや知恵袋にも出ていますが、調べた結果、一番もっともらしい理由は、

「英語ではそう言わないから」

という、答えになっていないような答えです!

正直なぜこの表現がダメなのか、出くわした時にはぱっとわかりませんでしたが、言わないということは分かっていました。上手く説明できないなぁ、恐らくitが代名詞だから最後に置けないのでは?とか思っていました。

写真にもありますように、調べると明確な理由というよりも、

bad style(悪い表現)

だから、というのが一番良いように思えてきました。

しょせん、言葉なので、分かりやすい理屈だけではないことも多いです。あれこれ考えずに、そういうもんだと納得してしまうのも、英語学習には結構必要な態度かもしれません。

というわけで、恐らく代名詞だからというのがまともな答えなのでしょうが、説明しきれていない歯がゆさもありますね。

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