数学のコツ 〜連立方程式〜
中学2年生になると連立方程式を学校で習うと思います。1次関数とグラフでようやく関数という概念がちょっとわかり出したときに、連立方程式で数学に挫折した方も多いのではないでしょうか?
というわけで今日は連立方程式のコツをご紹介します。
1. 計算方法はこだわらない
連立方程式を解くために「加減法」「代入法」など計算のやり方を教わると思います。数学が苦手な人の中にははどちらの方法を使って解いたら良いか悩んでしまう子も多いみたいです。
では一体どんなときにどちらの方法を使えばよいのでしょうか?
答えはどちらでもよいです(笑)
「加減法」「代入法」などと御大層な名前がついてますが、解を求めるために計算しているだけでなので、まずは形にこだわらず解きやすい方法で計算するようにしましょう。
大事なのは計算方法ではなく、正しい答えを導くことなのを忘れないように!
2. 連立方程式はグラフをイメージする
連立方程式の2つの数式をよく見ると、どちらもy = a x + b の形に変形できることが分かります。実はこれ1次関数で習ったグラフが2本書かれているだけなのです。
では連立方程式を解くということはどうゆうことなのでしょうか?
それは2つのグラフの交点を求めることと等しいのです。
連立方程式はただの計算問題でわかりづらいと思っていた人は、実はグラフの交点を求めていると思うといままでと違う方面からイメージすることが出来るので、少しわかりやすくなるかもしれません。
いろんな方向から数式をイメージして見る癖をつけましょう!
3. 文章問題は求めたい数値の数だけ式をつくる
連立方程式の分野でとにかく文章問題が苦手な人は本当に多いようです。特に文章をどうやって数式にしたら良いかわからない人が多いと思います。
そんなときはまず分からない数値にx, y, zと変数を割り振ってみましょう。
一通り未知の数にそれぞれ変数を割り当てることが出来たら、今度はその変数の数と同じだけの数式を文章の中から作れないか考えてみましょう。
なぜそんなことをするかというと、連立方程式は未知の変数の数だけ数式が無いと解けないのです。わからない数値がx一つだけなら一つの式で、分からない数値がx, yの二つなら二つの式が必要になります。
複雑な文章問題はまず簡単にできるとこから進めてみましょう!
連立方程式のコツはいかがでしたでしょうか?数学の問題は解けることが一番大事です。公式や解き方は便利なのですが、まずは自分にあった解き方を身に着けましょう。