こんにちは、ソラオト英語担当の奥野です。
今日は、以前にも紹介したことがあるかもしれない、僕のお気に入りのとある本を紹介したいと思います。
それは、
というタイトルの英語の参考書です。
タイトルからも分かるかもしれませんが、英語の文法を英語で書いてある本です。
英語を勉強しようとしているのに、英語で書かれちゃ読めないよ!という方もいるでしょう。
ごもっともです。確かに超基本をまだ勉強していない人には、辛いかもしれません。
でも、少しは勉強したことあるけれど、正直、あまり正確に分かっていないんだよね〜という方には是非オススメしたい本です。中学生でもがんばればいけます!
そして、英会話をやりたいんだけど、文法が分かっていないんだよね〜という方には特にオススメです。
僕がこの本の好きなところは、ネイティブの視点で、日本語の参考書にはあまり書いていないことが書いてあるところです。
例えば、写真のページなのですが、そこには
have to
と
must
について書かれています。どちらも学校で習った時には、
「〜しなければならない」
と覚えたと思うんです。
このページでは、この違いはなんなのかということが書いてあります。見てみると、
「mustは個人的なこと、have toは事実について言うときに使う。」
とあります。
そして重要なのが、どちらを使えばよいか迷ったときは
「have toを使え!」
と言い切っているところ!!
こんなざっくりとした本はあまり見たことがありません(笑)。僕がこの本を好きな理由は、このように、英語を学んでいざ使おうとしたときに助けてくれる、細かい理屈抜きで、使うことに重心を置いて書かれているところです。英語は使ってなんぼ。単語を無限に覚えても、使わなければ意味がないと僕も思っているので、この本は僕のバイブルとなっています。
(ちなみにこの本と僕の出会いは、カレコレ18年も前のことです。当時、留学していた僕は住んでいた寮で出会ったスペイン人のデビット君にとにかくこれを使え!と薦められるがままに本屋さんで買ったのでした。)
そして驚いたことに、この本が比較的最近(とは言っても5年程前)、日本語に翻訳されたのです!!(最近まで知らなかった…)
タイトルは、「マーフィーのケンブリッジ英文法」です。
一応、買ってパラパラと見たところ、完全な翻訳版ではなくて、初級編と中級編に分けて翻訳されたようです。なので、方針は同じではありますが、内容が結構違うものとなっています。
その翻訳版のほうで同じ、have toのページを見てみると、以下のようなことが書いてありました。
1. 話し言葉では、have toのほうをより多く用いる
2. 話し言葉でのmustは、母親が子どもに命令する時のように、話し手の権威を相手に押し付ける場合がある
まさに!やはり翻訳版でもかゆいところに手が届く感じは残っていますね!
結構、大きめの本屋さんには置いてあったりするので、ぜひ手に取って眺めてみてください。
もちろんソラオトでも見ることができますよ!
科目: 英語・数学