こんにちは、ソラオト英語担当の奥野です。
昨日の英語の時間に、
“series”
という単語が出てきました。
そのときの中学生は、
”せりえず?”
と発音していました…。
んー、ぱっと見て、なんと発音するか分かりますか?
実は、意外と日本語の文章や会話で使っている単語なのに、何だこりゃと思ってしまう単語ってありますよね。
日本語では、
“シリーズ”
だよ、というと、「なぁあんだ」となります。野球の日本シリーズとか、ドラマのシリーズとかいう感じで使いますよね。
他にも、日本語では誤解されて使われている単語なんてのもありますね。例えば、
“premier”
読める人もいるかもしれませんが、カタカナであえて書けば、
“プレミア”
ですね。イギリスサッカーのトップリーグの呼称もプレミアリーグですよね。
この”premier”を辞書で引くと、
——
premier
【名】
1. 総理大臣、首相◆英国首相は通例prime ministerを使う。
2.〔カナダの〕州首相
【形】
第1位の、首位の、最初の
——
とあります。つまり先程のプレミアリーグは、一番上のリーグという意味ですね。
日本語で最近良く使われている「プレミア感がある」という「プレミア」とは意味が違うことが分かると思います。
本来、このプレミア感の意味にふさわしい単語は、、、実は、
“premium”
なのです。
辞書を見ると、
——
premium
【名】
1. 保険料、保険の掛け金
2. ハイオクガソリン
3.〔特に政府・役所からの〕賞、賞金、賞品、賞与(金)、褒章金
4.〔販促用の〕景品
5. 両替料、打歩〔為替や株などの手数料または割増金〕◆【同】agio
6. プレミアム、割増(料金)、割増価格
7.〔徒弟から師匠への〕授業料、伝授料
【形】
1. 上等な、高級な、品質の高い、高品質の
2. プレミア[割増金]付きの
——
特にこの形容詞が近いと思います。
日本語で、「プレミアが付いた」とか「プレミア感がある」という意味の本来の単語は、
“premium”
で、日本語で言えば「プレミア感」というよりも、「プレミアム感」というべきですね。
とまぁ、いろいろこういった単語はありますが、意外とすでに知っている単語というのが実はたくさんあることに驚きます。
中学生にも、これって実は知ってる単語だよ!といって説明すると、「あぁぁああぁ、そういうこと!」となることが多いです。
僕は、既に知ってそうな単語は、日本語での使われ方なども引用して、分かりやすく説明するように心がけております。
科目: 英語・数学