当たり前ですが数学ではほとんどの分野で計算が必要になります。計算問題はもちろんのこと、計算力が身についていれば難しい問題にも余裕を持って対処することができるなど、良いことがたくさんあります。
というわで今回は計算力についてコツを紹介したいと思います。
1. 間違いをなくそう
計算力と聞くと計算をする速さのことに注目しがちですが、もっとも大切なことは正確さです。どんなに速く計算できても間違っていては意味がありません。ではどんなときに計算の間違いが起きやすいのでしょうか?
大きい数字の掛け算割り算などはかなり間違えやすいと思えるでしょうが、私がいままで見てきた生徒の中で一番多い間違えの原因は、なんと数式の写し間違えいです…
問題を計算用紙に写すときや、計算途中で自分の書いた数式を写すときなど、不注意で計算を間違えることが本当に多いのです。
なので、計算を始める前は必ず数字のチェックを忘れずに、また計算をすることきは小さなスペースではなく、なるべく大きくそこそこきれいに書く習慣をつけましょう!
2. 自分なりの方法を見つけよう
早く正確に解けるよい計算の方法はないでしょうか?とよく聞かれます。たしかに私自身の中ではこの方法が一番計算が速く正確にできるという決まった方法がありますが、その方法を全ての人におすすめしていません。
なぜなら計算の方法は細かいところまで含めると星の数ほどあり、すべての人にとって、その方法が一番良いというわけではないからです。頭のなかで行う数字や計算のイメージは人それぞれ違う場合が多いので、大変だと思いますが、自分なりのやり方を見つけるのが一番です。
学校の先生や先輩たちに色々方法を聞いたり、教科書の計算の法則をもう一度見直して、最後は自分が気に入った計算方法を身につけましょう。
3. 結局はとにかく練習
最後はコツでもなんでもないのですが、結局計算力を身につけるには反復練習が一番ということです(笑)
ただ、やみくもにずっと計算問題ばかりをやることはあまり面白くないので少し工夫をしながらやってみましょう。
本当に計算が苦手でいくら経っても間違えが減らないという人は、同じ問題を何度も解く練習をしてみましょう。1, 2週間経って忘れたころにやり直すととても効果的です。
また、ある程度計算ができるようなった人は、文章題とかで解き方がわかったからといって途中で投げ出さず、最後まで計算する習慣をつけましょう。
計算力はスポーツで言う筋トレに近いものがあります。
計算だけでは数学ができるようにはなりませんが、全てのベースとなる力ですので、鍛えることで損をすることはありません。ぜひ”正確”に”速く”計算をできる力をつけるよう心がけてください!