数学のコツ 〜証明問題〜
先日ソラオトの自習スペースで数学の証明問題が苦手という子がいました。中学校も2年になると図形の問題もちょっとづつ難しくなってきます。特に証明問題が苦手な人が多いのではないでしょうか?
今日は証明問題を解くコツをいくつかご紹介したいと思います。
1. まずは仮定と結論をはっきりさせよう
証明問題における仮定とは、問題に書いてある様々な条件のこと、結論とは、最後に証明することを意味します。
証明問題の問題文を読んでいるといつのまにかどこが仮定で、どこが証明するところか見失ってしまうことがあります。
まずはじめに問題文中から仮定と結論を抜き出して、なるべく図中にかいてしましましょう。
2. 図はなるべく正確に描こう
相似などの証明問題解くときは、問題用紙に描いてある図だけではなかなかどこが相似なのかわかりづらい場合があります。
そんな場合は、自分で図を抜き出して描くととてもわかり易くなります。
ただし、ひとつだけ注意点があります。それはなるべく正確に図を描くことです。
問題文の図と全然違う図形を適当に描くと、むしろよりわかりづらくなってしまう場合が多々あります。もちろん出来る範囲以内で、時間があまりかからないレベルで十分ですので、なるべく丁寧に図を描く癖をつけましょう。
3. まずはあらすじを考えてから
証明問題の解答は大体決まった様式で書いていきます。普段の会話の文章とは異なりちょっと堅苦しい文章です(笑)
いきなり解答の文章を書きながら答えを考えていくと、文章や図形の記号を考えているうちに、証明の全体の道筋がわからなくなってしまいます。
なので、まずは大まかで良いので、最後まで証明のストーリーを完成させてしまいましょう。
解答となる文章を書くのはその後で十分ですので、数学的に考える部分と国語を考える部分を分けてしましましょう。
というわけで証明のコツを3つほどご紹介しました。証明が苦手な人は国語が苦手な人が多いような気がします。まずは数学の部分と国語の部分を分けて考えると簡単に解けるとおもいますよ!