こんにちは、ソラオト英語担当の奥野です。
先日の続き、ちゃんと調べましたよ!
aloneの語源です。
ネットの情報というよりも、こういうときは、やはり本で調べたのほうが情報の信頼性が高いので、
“American Heritage College”という英英辞書(百科事典的な辞典)で調べました。
まず僕の予想は、
one → alone → lone → lonely
で、al + oneでaloneだろうと踏んでいました。
調べた結果は、、、
alone = all + one
でした!!
で、loneは、
lone = alone – a
続いてlonelyは、
lonely = lone + ly (形容詞化。普通lyを付けると副詞化するんですが)
ということのようです。
大体、想像と合ってはいたのですが、all + oneで、なるほど!と思いました。
all + one = 全くの + ひとつ → alone = ひとりで、単独の
ですね!
なので、loneという単語がそもそも存在していたわけではなく、aloneからaが抜け落ちたもののようです。だから「loneが、aloneにもlonelyにも共通だよね!」という話は正確ではなく、やはりoneが共通なんですね。何事もちゃんと調べてみないと分からないものです。
で、元々僕が言いたかったのは、全ての単語をそのまま丸暗記することは、非効率的と言わざるを得ない!ということです。aloneは◯◯で、lonelyは△△だね!というように、一つひとつ覚えるのは無駄が多いですよね。
実は、以前東大を卒業した知人に、高校生の頃どういう参考書を使っていたの?と聞いたところ、紹介された本があります。それは、ご存知の方もいるかもしれませんが、
という参考書です。この中で展開されている単語の説明の仕方が、その語源のイメージを理解して様々な単語を関係づけて理解していきましょうというものです。
この考え方は本当に大切で、ある単語の名詞・形容詞・副詞などがそれぞれ関係づけて説明されています。
例えば、、、
attendという動詞は、大きく分けて、「出席する」という意味と「注意する・看護する(気をつけておくというイメージかな)」という意味の2つがあります。その名詞は、attendanceで「出席」、attendantで「世話する人」、attentionで「注意」です。
ひとつの単語のイメージを理解することで、3つにも4つにも単語の世界が広がりますね〜!
科目: 英語・数学